以下は、紹介された文章です。
日本協能電子、水入れるだけで発電する「水電池」開発
日本協能電子(東京・港、石川忠社長)は、水を入れるだけで発電する「水電池」を開発した。通常の乾電池の代わりに使うことができる。2007年4月から単3タイプを販売する計画だ。
新電池はマグネシウムでできたマイナス電極と炭素でできたプラス電極で塩分を含ませた活性炭を挟み込んだ構造をしている。活性炭に水を入れると、接触しているマグネシウムがイオン化、マグネシウムが持つ電子が活性炭に含まれる水を媒介として炭素の側に移動して発電する。
単3タイプで1回に1ミリリットルの水を入れると、50ミリアンペアの電流を連続して8時間流すことができるという。
繰り返し10回程度まで水を入れて使用可能。今後は50回程度まで水を入れても発電できるよう改良していく。 |